2010年12月31日金曜日

振り返るまでもないが…

毎年のことですが、今日で今年も終わりですね。

ただ地球が太陽の周りを一周しただけですが、

一年たった、ということは気持ちの上で大きなひと区切りになります。

それは意外と大事なことかもしれません。

発見した人はなんかもらったのだろうか?


私ですがこの仕事を始めてから基本的に考え方は変わってないので

特にこれといったことはありませんが、

いろいろな方々に支えられて続けてこられたことには感謝の念に堪えません。

もちろんすべての方が協力的だった、なんて都合のいいようにはいってません。

でも、ぶつかり合って例え離れていこうとも、それによって色々考えますし、

それを少なくとも自分にいい方向にむけないと、

「いいものを作って世に貢献したい。」

という考えに悪影響がでてはいけないので、結果的には今すぐではなくても、

よかったと思えるようにしたいし、そうしてます(コントロールは難しいけどね)。

ので、ぶつかった方々にも当然感謝してます。


まあ来年も考え方は変わらないと思いますし、新しいことに手を出すつもりもありません。

わたしの仕事は「新しい=いい」ではないので、

今できることの精度をあげたり、知識を深めたり、見聞を広げていこうとはおもってます。

新作はつくるとおもいます。


ブログをご覧になられている皆様、またこんな僕でよろしければお付き合いください。

よいお年を♥

2010年12月30日木曜日

ハイバックチェア



できました。撮影はお客様宅だったので背景はいじってます。

ハイバックチェアは需要が少ないせいかあまり見ないのでかなり考えました。

でもその分オリジナリティ度も高くなってるはずです。

2010年12月23日木曜日

だいたい

椅子の形ができてきました。
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まだ仮組です。
完成後も掲載しようと思ってますので、それと比較してみてください。

お客さんの要望としては、頭まで背もたれがある椅子、ということで、以前に作ったものをアレンジしています。

完成までもう一息。
がんばってくださいmyself

2010年12月22日水曜日

写真

前の記事の写真です。
添付しわすれてました(~_~;)

見つめる

これは椅子のパーツなのですが、何かを見つめて聳え立つ塔のようにも見え、面白いのでパチリ〓

顔の部分はホゾ、目の部分はホゾが抜けないようにするコミ栓、塔は椅子の背もたれ、という方々でした。

2010年12月16日木曜日

組む

これは今作っている椅子の一部です。

ホゾ組といって、おそらく木材独特の組み方だと思います。

完成後に外側に見えてくるものと、隠れて見えないものがありますが、今回は材料の厚さの関係もあり、外側に見えてくる、通しホゾという組み方をします。

見えるところなのできれいに仕上げないと意味がないのできれいに仕上げます。

素材によって接合の仕方がいろいろありますね、溶接だとか、接着剤だけで貼るとか、ネジでとめるとか…

使用の仕方などでも接合方法は変わってくるし、適材適所ですよね。どれがいい悪いではなくて。

2010年12月11日土曜日

今日はいい天気でした。

母的雲から子的雲が散っていって育っていく感じ。

ちゃんと仕事はしてますが、まだ報告できる段階でないので、札幌の空事情報告してみました。

2010年12月10日金曜日

前に

今年の冬は暖かいなどと思っていましたが、

昨日、今日は寒い!

道路も昼間も凍っている!

一番問題なのは仕事場が寒くて集中できないこと。

なんとかしなければ、と思いいろいろ着重ねたりして、

やってます。

ストーブはもちろんついてます。
(今以上に室温をさげないように、といったところ。7〜8℃)

今のところ効果あるかな?ってところは、

ZIPPOのカイロ。

これは今年の冬は活躍しそうだぞ…、してくれよっ!

2010年12月5日日曜日

今年の冬

暖かいんですかねえ。

札幌は去年は雪が積もっていたのに、

今年はまだです。

何年か前にもクリスマス時期に雪が積もっていなかった時期もあるから、

そんな年もあるか、って感じですけど

何かさびしいです。。

最近ある方とお話をしたときに、

雪が積もっていると、夜が明るくなるからいい。

と、言っているのを聞いて感動しました。

確かに冬は日が短いから雪の反射は大事なんですね。

窓の雪とはよく言ったものです(趣き)。

2010年11月7日日曜日


今年こそたくさん乗りたいと思っていたkawasaki eliminator 250v
ほとんど乗れませんでした…。
北海道ではそろそろシーズンオフなので家でキレイに洗ってあげました。
今年は暑くてツーリングにはいい夏だったのに、
時間的にも精神的にも余裕がなかったなあ…。
来年はその辺も自分で調整できるようにがんばろう、と思います。

2010年11月3日水曜日

ギャラリートーク


今日は開催中の、こどもの椅子展の会場にてギャラリートークがありました。
写真左側より
家具デザイナーの中村昇さん、北海道文化財団理事長の磯田憲一さん、
㈱カンディハウス会長の長原實さん、木工家の高橋三太郎さん
を迎えてのトークセッションとなりました。
内容は現在、北海道文化財団によって行われている「君の椅子」といって、
新しく生まれた子供に木の椅子を贈る企画を通して、
その椅子や木工製品の在り方などをお話されたり、
長原さんからは安く大量生産を日本が行う時代が終焉を迎えようとしている中で、
個人で活動を行う木工家の在り方と必然性などをお話され、
作品を出品されている作家がそれぞれの作品について話しました。
簡単にまとめてしまいましたが、私にとっては興味深く、また現実を考えさせられるお話があってので
また自分自身が成長する糧になった気がしました。
私は木の家具を作ってますが、それを通して時代の流れや、
社会への私なりの接し方やその方向性がみえてくると、
なんだか嬉しくなってきます。
つまづいたり、立ちどまったりするときもあるかもしれませんが、
主たる方向性は見失わずにがんばっていきたいものです。

2010年10月27日水曜日

この度札幌デザインウィーク参加企画の「木工家によるこどもの椅子展」に出展させていただくことになりました。

会期 2010.10.29〜11.14
(火曜休廊)
時間 10:00〜18:00

場所 ギャラリー創
南9条西6丁目 1-36
地下鉄南北線中島公
園駅から徒歩3分

ギャラリートーク11.3水祝15:00〜には私も参加します。
クロージングパーティ&人気投票結果発表
11.13土 18:00〜

45歳以下の若手?21名による展示会です。こどもの椅子ということもあり、かわいらしく楽しい展示会になると思われます。
ぜひ脚を運んでみてください。
よろしくお願いします。

清水宏晃

2010年10月22日金曜日

試作


カンナの上で座っているこの子はなんでしょう?
実は、今月末に子供の椅子展という展示会がありまして、
そこへ出品するための模型というか、そんな感じのものです。
小さいものでいいので実際に立体にしてみて、
作る価値があるのかないのか、あれこれ考えてから実制作に入ります。
簡単そうに言ってますがこの段階で9割がた頭の中で作り上げないと、
実物を作るのに非常に時間がかかってしまうので、結構たいへんです。
が、楽しい時間でもあります。
展示会の詳細はまた後日お知らせします。

2010年10月19日火曜日

新聞掲載延期

申し訳ありません。
日刊スポーツ掲載は来週の火曜日に延びました。

買ってしまわれた方には、大変申し訳ありませんが、
来週にまたよろしくお願いします。m(_ _)m

2010年10月18日月曜日

日刊スポーツ north style

10月19日発売の日刊スポーツ紙に、私の記事が掲載されます。

もちろん木工家として掲載されるのですが、
記事としては、生き方(?)を書いている感じです。

北海道で活動している作家などをとりあげた
north styleというコーナーです。

北海道版なので、
その他の地域の方は申し訳ありませんが、
http://www.northstyle.jp/
こちら↑でも記事がのるようなのでチェックしてみてください。

購入可能な方はぜひ見てみてください。

よろしくお願いします。 

2010年10月13日水曜日

名刺入れ その7

やっとできあがりました、名刺入れ。
今回写真での紹介はウォルナットバージョンです。
いい感じに仕上がりました。
基本使用は「名刺入れ その3」で紹介したものと一緒です。

こちらは開いたところ。
仕切りというか、押さえというか、
白っぽい木の部分はメープルを使用。
この写真ではメープルですが、
他のものには他の木を取り付けてる場合があります。








その他別アングル3枚でした。
大きさも小さいし、ただの箱といわれればそれまでのものですが、
出来るだけ丁寧にひとつずつ作っていますので、
「空き時間につくればいいじゃん。」というわけにはいきません。
きちんと時間をとって作らなければ、やっつけ仕事になり、
私がものを作って「欲しい」と思ってくださる方に販売する意味がなくなってしまいます。
って大声で言えるくらいの仕事をしていきたいし、
今からそんな気持ちでやっています。





2010年10月11日月曜日

スツール展の後


またお久しぶりになってしまいました。
なんだかすごく暑かった夏がもう思い出になってしまいましたね。
思い出と言っても忙しい夏だったので、ひと夏の思い出、といえるものはありませんがね…。
でも、それらを乗り越えれば、また一歩でも前に進んで行けると思いがんばってみました。
その「忙しい」のひとつでもあったスツール展に出品した作品の二つのうちに一つを紹介します。
この作品には「Horse Stool」と名づけました。
「うまスツール」とでもいいましょうか、
モチーフとなったのは、大工さんなどが作業台や材料置き台に使う「うま」という道具で、
以前から私はちょっと腰掛けるだけの椅子を作りたい、と思っていたので、
「うま」を家具にアレンジしてデザインしました。
イメージのなかには、どのタイトルかは忘れましたがジャッキーチェンが食堂で武器にしていた
中国の細い椅子もあったりします。
形はいたって単純で、座面に足を突き刺さして楔をうっているだけですが、

この写真のように、座面の上に出てくる上部を細くして、

その下を一段太くして強度を強くする構造にしています。

上部を細くしたかったの座面に出てくる部分をより少なくしてデザインのバランスをとりたかったからです。

この椅子は栓(セン)という木で作りましたが、

その後ウォルナットでの注文もいただきましたので、

後日紹介したいと思っています。

しかし、寒くなったな。

2010年9月8日水曜日

100 STOOLS







またまたお久しぶりです。

ただいま開催中の 100STOOLS ~北海道の木工家によるスツール100脚展
多くの方々に御来場いただき、ありがとうございます。

日曜日には300名近くもご来場いただいて、
予想をはるかに上回る来場者に驚き、また感謝しております。

木の椅子、木の家具に様々な方が関心を寄せられていることを知り、
私も含め、作り手はこれからまた意欲を高めるきっかけともなり、
関心はあるけど、どこで作家を知ったらよいか知りえなかった方々が、
様々な作家を知るきっかけとなったり、
正直、私は実行委員としては大変な作業もありますが、
皆さんに喜んでいただければ、
本望だと感じています。

9・12まであと4日ありますので、
まだいらっしゃってない方は、ぜひ足を運んでみてください。
また、9・11(土) 16:00~には家具デザイナーの村澤一晃氏の
木工フォーラム「村澤一晃氏、家具デザインを語る」
といったイベントもあります。
参加は無料です。
興味のある方はぜひこちらにもご参加ください。

2010年8月19日木曜日

イベントのお知らせ

お久しぶりです。
今日は2つのイベントのお知らせです。

①100STOOLS 北海道の木工家によるスツール100脚展

場所:茶廊法邑ギャラリー
    札幌市東区本町1条1丁目8-27  011-785-3607
    http://houmura.com/
会期:9月2日~12日  ※休廊日7日火曜
時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)
入場無料


北海道内の木工家76名の作品100点の展示で、
個性豊かな作品が揃っていて面白いです。
私、清水は2脚のスツールを出品しています。
3日金曜、5日日曜に在廊しておりますので、お気軽にお越しください。

同じ会期に、徒歩3分の場所にある「品々法邑」にて
student chairs  が開催してますので、あわせて御覧ください。
こちらは道内の専門学校、大学等で、木工、彫刻等を学んでいる
学生たちの展示です。


②東京ドラム
 http://tokyodrum.com/

場所:東京国際交流館 (ゆりかもめ 船の科学館下車徒歩3分)
日時:8月21日 12:00~19:30
      22日 12:00~19:00
料金:小学生500円 中学生1000円 高校生以上2000円

こちらは、つのだ☆ひろさん主催のドラマーのための
様々な打楽器メーカーが一堂に会する、国内では稀有なイベントです。
私は会場のどこかにおります。


商品をお待たせしているお客様には大変申し訳ありせん。
申し訳なさすぎて、ブログに書こうかどうかも迷ったのですが、
私の近況報告とさせていただきます。m(_ _)m

2010年7月25日日曜日

必要性と精度とバランス

木材を加工するにあたり、例えば直径30mmの丸棒を作るとする。
精度の高いノギスで測って、旋盤なり鉋なりできっちり30mmでつくったとしても、乾燥や湿気によって細くなったり太くなったり、曲がってたりする。
ホームセンターで売られているものは、ほとんど空調のせいで細くなっている。
その丸棒が別のパーツに絡むとき、単体で使うときなど、使用目的はさまさまだけど、木工においての精度はどこまで必要なのだろうか?
大切なのは、精度よりバランス感覚なのだろうか?
僕はもの作りを続けるかぎり、どちらも追求すべきだと思っているけど、なんとなく、精度<バランス感覚と感じてきている気がします。

2010年7月6日火曜日

休止のお知らせ

まことに勝手ではありますが、

書き込みが困難のため一ヶ月ほど書き込みを休止いたします。

毎日チェックをしていてくれた方には大変申し訳ありませんが、

また必ず再開いたしますので、

そのときはよろしくお願いいたします。

2010年7月2日金曜日

DTBT

PCの不調、日にちの限られた出仕事等により、

大分ブログをあけてしまってすいません m(_ _)m

出仕事とは、私が独立をして間もない頃に

仕事をさせてくれたり

カンナなど刃物の使い方などを教えてくれたりした大工さんの仕事の手伝いで、

たまに忙しいときにお手伝いをしにいってる仕事です。

名刺入れを注文いただいている方々には

大変申し訳ないとは思っておりますが、

なにぶん私は一人でやっているもので、

その日しかできない仕事は、そっちへ行かざるを得ないわけです。

あまりドタバタしている様子は書きたくないのですが、

実際ドタバタしていて、そんな今日この頃です。

2010年6月23日水曜日

最近は

最近はなんだかあわただしく、ちょっと製作作業時間が少ないので、

過去に作ったものを紹介します。

なにかというと、木の小皿です。


材種はセン(栓)という木です。

塗装は浸透性のウレタン塗装で、

ある地域では学校給食用の木の食器にも使用されている塗料です。

透明度も高いので、木の色が素直に出る感じです。

天然オイル塗装仕上げもいいのですが、

それだと少々黄色みがあるので、木もちょっと黄色っぽくなります。

(塗装についてはまた後日書いてみます)


電動彫刻機を人から譲り受けて何か彫ってみようと思いつくってみました。

でも製作途中でその機械が壊れてしまい、

結局最終的には丸ノミを使って、手彫りで仕上げました。

機械はただいま修理中です…。

大きさは下の写真くらいです。


製作意図は、

木の皿、器で、お椀のように手にとって使用するものでなければ

陶器みたいな「挽き物」の形をしてなくてはいいのではないか?

もっと、「木」であっていいのではないか、と思いこんな形になりました。

今回の品は試作品のようなものですが、

これを元に様々なバリエーションも模索中です。

彫刻機…便利なので早く直したいです。

2010年6月20日日曜日

名刺入れ その6

気が付けばもう土曜日でした。

しばらく更新していなくてスイマセン…。


これは何でしょうか?
いろとりどりの台形のチップのようなもの。
厚さ1mmくらいです。

これは、名刺入れの中に取り付ける、
「しきり」とでもいいましょうか、
名刺入れを開いたときに、名刺が落ちてこないようにするためのパーツです。

                     
                   取り付けると、

                 このようになります。

左上の角についているものがソレです。

取り付け方は、ノミや彫刻刀を駆使してしきりの板の厚さ分の溝を彫り、

接着剤で固定します。

と書くと、ひとつ3分くらいでおわりそうですが、

隙間無く、かっこよく付けようとするとそうはいかなもので…。

材種はいろいろ選んで付けようと思っています。

2010年6月14日月曜日

名刺入れ その5

今日は暑かった。
ワールドカップも熱いねえ。がんばれニッポン!

名刺入れ製作日記も、もう(まだ?)5回目になってしまいました。
外枠、内枠、上下の板と4つのパーツをそれぞれ接着して、
組み合わせてみたのが下の写真です。
材種はウォルナット。

これだけみると「ただの板」といった感じですねぇ。
でも、それも私がねらっている製作意図のひとつで、
できるだけ、「ただの板じゃないの?」という感じにできたらいいな、
と思ってます。
でも、シンプルで良いデザインと、つまらないデザインは紙一重で、
なかなか難しく、
まだ、わたしは「ただの板」の境地に立てていない気もしています。
今は今でこの名刺入れのデザインは気に入ってますが、
何年後かにこれを見たとき、どう感じるか?も気にしています。


上下のパーツを開いたところです。
こうしてみると「名刺入れ」っぽく見えますね。
これからヒンジ部分をつくり、形を成形していくわけです。
その際に、接着時に出てきたゆがみや、ズレなどもチェックして
直せるものは調整し、無理なものは製品からははずします。

この製作日記のはじめと比べると、
だんだん完成に近づいてきています。

ロスの少ないよう、ひとつづつ丁寧に作っておりますので、
もうしばらくお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m

2010年6月10日木曜日

夏なのかな

やっとというか、突然というか、

札幌も暖かくなり、なんか「全開モード突入」な季節になってきました。

そこで、今日の朝に聴いた一曲

THE HIGH-LOWS 「夏なんだな」








まあ、本格的に暖かくなるのはこれからですが、

3分くらいのロック一曲で気分がよくなるものです。

2010年6月8日火曜日

名刺入れ その4

本体を構成するメインパーツができました。

フタの枠と、ケース部分の枠、とそれぞれの板の4点です。

ちなみにこれはカリンです。

テキストの色


今製作中のナラ、ウォルナットと積んであるものがこちら↓

そしてこれらのパーツを接着して

クランプではさんで固定していくわけですが、

ずれないように、ゆがみのないようにチェックしながらの作業なので

なかなか時間のかかる仕事です。

この接着の時点で、早くクランプをはずしてしまうと、

どうやらゆがみがでてしまうことが多いので、

できるだけ長くこのまま放置しておきます。

最低丸一日は次の作業にははいりません(×30個)。

でもなにもしないわけのはいかないので、どうしたら次の作業が早く出来るか、

と、考えながら、次の段取りをしていきます。

ご注文いただいた分から仕上げていきますので、

いましばらくお待ちください 。

2010年6月4日金曜日

本日の出来事

本日の出来事は主に3つ

・専門学校での授業(午前)
・授業の一環で、札幌芸術の森にて課外授業(午後)
・夕方~9月開催予定の「スツール展」の打ち合わせ

ちょっと濃い目の一日となりました(微疲)。

札幌芸術の森では「北海道立体表現展 ’10」という展覧会が催されており
北海道立近代美術館と本郷新記念札幌彫刻美術館と3館で56人の
若手からベテランまでの彫刻作家たちが参加している彫刻BIGイベントです。
日は別ですが、3館とも観てきましたが、一言で言うと見事ですね。
56人もいて作風は当然かぶっていなく
それぞれの手法を用いて、
美しかったり、迫力満天だったり、詩的だったり、ほっとさせられたり、煩悩を刺激されたり(難)
まぁ、百聞は一見に如かず、ということで気になる方は観てみてください。

↓こちらで詳細確認できます
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/special/special_new.html


「スツール展」に関してですが、
こちらは「100STOOLS 北海道の木工家によるスツール100脚展」と称して
2010年9月2日~12日に札幌市東区にある、茶廊法邑のギャラリースペースにて
開催予定です。
もちろん、私も参加しますし、北海道の木工家たちがそれぞれの力作を出品予定してますので、
期待していてください。
このような展示の企画から携わるのは私は初めてで、
何かと考えさせられたり、感じながら、少しでも皆様の力になれるようがんばってるつもりです。
詳しいことは、日が近くなったらまたこの場でも告知させていただきます。

と、一日はあっというまでした。

2010年6月3日木曜日

札幌ドーム

今日(昨日か…)札幌ドームにて、日ハムVS広島(ナイター)の試合を観てきました。

結果は2-2の引き分けでしたが、

試合は延長12回まで行われ、4時間以上やってたかな、

息抜きというか、楽しかったのですが少々疲れました。

野球は好きですし、日ハムも応援していますが、

札幌ドームという場所も非常に好きです。

ライブのときは、会場は暗いのであまり感じませんが、

野球やサッカーのときは照明がとても明るく、グランドの芝も綺麗に見えるし、

閉鎖されてるはずなのに、なんだか開放感があって不思議な感じがして好きです。

ところで、日ハムは熱心な女性ファンが非常に多いですね、

札幌でのプロ野球円山球場時代は、

おっさんか野球少年たちくらいしか見なかったような気がするのは気のせい?

2010年6月1日火曜日

名刺入れ その3

問い合わせが何件かありましたので、
「名刺入れ」の詳細をおしらせします。


外寸: 113mm×74mm×11mm (ポケットに入るサイズです。)
内寸: 92mm×58mm×7mm   (91×55の名刺が約20枚入ります。)
塗装: オイルフィニッシュ(オスモオイル、エキストラクリア)




写真のものはナラを使ったもので、以前に作ったものです。
右側のが少々濃い色になっているのは、私が普段使用しているもので、
使っていると徐々に色が濃くヤケテきて、表面もテカリがでてきます。
このときはナラ材でしか作りませんでしたが、
「木」は天然素材なので、同じ種類や同じ木から材料をとっても
全く同じ色や、同じ模様はありえないので、「参考に」してください。




フタを閉じているときは「本」のような形をしています。




これは

「名刺を差し出すときの相手は、ほぼ初対面の人であり、その相手に知的な印象を与えるため。」

という、製作意図に基づいています。

内部の一辺は斜めに削り出しており、

このように取り出しやすくしています。(紙の種類にもよるのですが…。)

今回製作中のものもこのような仕様になる予定です。

今作っているものがまだ出来そうにないので、製作品の説明をかいてみました。

気になるお値段は 5800円(税込)です。

御質問等ありましたらコメント欄または、プロフィールに記載のメールアドレスに

お気軽におたずねください。

2010年5月28日金曜日

名刺入れ その2


名刺入れの製作途中です。

前に削りだした角材(7mm×5mm)をコの字型に接着して

名刺を取り出しやすいように一辺を斜めに削ります。

と、言ってしまえば3分くらいでできそうですが、これがなかなか…。

一緒に写っているノミやノコギリ等を駆使して削っていきます。

つづく

2010年5月26日水曜日

理由

僕が木で家具を作る理由なのですが…、

いくつかあるのですが、あえて一言でいうと、

木の家具に僕は「豊かさ」を感じるからです。

確かに材料もそれなりの金額はするし、特注になるとそれなりの値段になってしまうのですが、

「高価」だから、とかそう意味ではなく、

家にあって、それがあることによって落ち着く、とか、

「ぬくもり」を感じる、とかそういった意味で、

心の豊かさ、とでもいったほうがいいのかもしれません。

どうしてか?を考えると長くなりそうなので、また別の機会にしたいのですが、

なんとなくわかる気がしませんか?

そして、その素材力を生かした「ものづくり」をしていきたい、

と考えています。

2010年5月25日火曜日

名刺入れ



今、私の定番商品の「木の名刺入れ」を製作中です。
下の写真の中央付近で口をあけているアイツが完成形です。
今まではナラ材ベースのものしか作ってなかったのですが、
今回はウォルナット(黒っぽい材)、カリン(赤っぽい材)のものもつくってみようかと思ってます。
今はまだパーツになる材料を削りだしたところです。
材料の状態でも色がきれいだったので写真を載せてみました。
今回の目標は30個の予定です。
P.S. カリンのことを”カリンちゃん”という方が何人かいたのですが日本語にも暗黙のうちに、
   女性名詞、男性名詞があるのだろうか?      まぁ、かわいいからいいか…。

2010年5月22日土曜日

陶=表現 若手作家の今


今日こちらの展覧会を見に行ってきました。
写真は撮ってこなかったので、DMのコピーですみません。
場所:ギャラリー門馬 札幌市中央区旭丘2丁目3-38 TEL011-562-1055
会期2010・5・22~29 時間10:00~18:00
和やかな気持ちを感じたり、
身が引き締まる感じの作品があったりと、
それぞれの思いでお楽しみいただけると思います。
僕は”まわしもの”ではありませんが
機会あればぜひ行ってみてください。

2010年5月21日金曜日

手押し


3日前の出来事なのですが…

私の工房に”手押しカンナ”というマシンが届きました。


この機械は、家具を作るとき木材を平らに削り

基準面を作るのに必要な機械で、

今まで使っていたのは100ボルト、幅150mm、長さ約600mm

新しく(とはいえ中古ですが)きたのは200ボルト、幅350mm、長さ約1700mm

と、電圧はパワーアップ! 盤面の大きさは安定感アップ!切削幅2倍以上!


たいていの木工家具屋さんはもっているものですが、

私はやっと手に入れることが出来、ホッとしています。

2010年5月20日木曜日

これから

はじめまして。
これからブログをはじめますので、
御覧になられた方、よろしくお願いいたします。

私は独立して家具作りを初めて2年半、様々な方々にお世話になり、
この仕事を続けられていることを幸せに感じています。
工房も”やまもく”さんに場所を貸していただいて4ヶ所目になり、
道具等、設備も少しづつ整え、一段落したかな?という感じです。

ブログの方も少しづつ整えていきたいとおもってます。