2010年12月31日金曜日
振り返るまでもないが…
ただ地球が太陽の周りを一周しただけですが、
一年たった、ということは気持ちの上で大きなひと区切りになります。
それは意外と大事なことかもしれません。
発見した人はなんかもらったのだろうか?
私ですがこの仕事を始めてから基本的に考え方は変わってないので
特にこれといったことはありませんが、
いろいろな方々に支えられて続けてこられたことには感謝の念に堪えません。
もちろんすべての方が協力的だった、なんて都合のいいようにはいってません。
でも、ぶつかり合って例え離れていこうとも、それによって色々考えますし、
それを少なくとも自分にいい方向にむけないと、
「いいものを作って世に貢献したい。」
という考えに悪影響がでてはいけないので、結果的には今すぐではなくても、
よかったと思えるようにしたいし、そうしてます(コントロールは難しいけどね)。
ので、ぶつかった方々にも当然感謝してます。
まあ来年も考え方は変わらないと思いますし、新しいことに手を出すつもりもありません。
わたしの仕事は「新しい=いい」ではないので、
今できることの精度をあげたり、知識を深めたり、見聞を広げていこうとはおもってます。
新作はつくるとおもいます。
ブログをご覧になられている皆様、またこんな僕でよろしければお付き合いください。
よいお年を♥
2010年12月30日木曜日
2010年12月28日火曜日
2010年12月23日木曜日
だいたい
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まだ仮組です。
完成後も掲載しようと思ってますので、それと比較してみてください。
お客さんの要望としては、頭まで背もたれがある椅子、ということで、以前に作ったものをアレンジしています。
完成までもう一息。
がんばってくださいmyself
2010年12月22日水曜日
2010年12月16日木曜日
組む
ホゾ組といって、おそらく木材独特の組み方だと思います。
完成後に外側に見えてくるものと、隠れて見えないものがありますが、今回は材料の厚さの関係もあり、外側に見えてくる、通しホゾという組み方をします。
見えるところなのできれいに仕上げないと意味がないのできれいに仕上げます。
素材によって接合の仕方がいろいろありますね、溶接だとか、接着剤だけで貼るとか、ネジでとめるとか…
使用の仕方などでも接合方法は変わってくるし、適材適所ですよね。どれがいい悪いではなくて。
2010年12月10日金曜日
前に
昨日、今日は寒い!
道路も昼間も凍っている!
一番問題なのは仕事場が寒くて集中できないこと。
なんとかしなければ、と思いいろいろ着重ねたりして、
やってます。
ストーブはもちろんついてます。
(今以上に室温をさげないように、といったところ。7〜8℃)
今のところ効果あるかな?ってところは、
ZIPPOのカイロ。
これは今年の冬は活躍しそうだぞ…、してくれよっ!
2010年12月5日日曜日
今年の冬
札幌は去年は雪が積もっていたのに、
今年はまだです。
何年か前にもクリスマス時期に雪が積もっていなかった時期もあるから、
そんな年もあるか、って感じですけど
何かさびしいです。。
最近ある方とお話をしたときに、
雪が積もっていると、夜が明るくなるからいい。
と、言っているのを聞いて感動しました。
確かに冬は日が短いから雪の反射は大事なんですね。
窓の雪とはよく言ったものです(趣き)。
2010年11月7日日曜日
2010年11月5日金曜日
2010年11月3日水曜日
ギャラリートーク
2010年10月27日水曜日
2010年10月22日金曜日
試作
2010年10月19日火曜日
2010年10月18日月曜日
日刊スポーツ north style
もちろん木工家として掲載されるのですが、
記事としては、生き方(?)を書いている感じです。
北海道で活動している作家などをとりあげた
north styleというコーナーです。
北海道版なので、
その他の地域の方は申し訳ありませんが、
http://www.northstyle.jp/
こちら↑でも記事がのるようなのでチェックしてみてください。
購入可能な方はぜひ見てみてください。
よろしくお願いします。
2010年10月13日水曜日
名刺入れ その7
2010年10月11日月曜日
スツール展の後
またお久しぶりになってしまいました。
この写真のように、座面の上に出てくる上部を細くして、
その下を一段太くして強度を強くする構造にしています。
上部を細くしたかったの座面に出てくる部分をより少なくしてデザインのバランスをとりたかったからです。
この椅子は栓(セン)という木で作りましたが、
その後ウォルナットでの注文もいただきましたので、
後日紹介したいと思っています。
しかし、寒くなったな。
2010年9月8日水曜日
100 STOOLS
まだいらっしゃってない方は、ぜひ足を運んでみてください。
2010年8月19日木曜日
イベントのお知らせ
今日は2つのイベントのお知らせです。
①100STOOLS 北海道の木工家によるスツール100脚展
場所:茶廊法邑ギャラリー
札幌市東区本町1条1丁目8-27 011-785-3607
http://houmura.com/
会期:9月2日~12日 ※休廊日7日火曜
時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)
入場無料
北海道内の木工家76名の作品100点の展示で、
個性豊かな作品が揃っていて面白いです。
私、清水は2脚のスツールを出品しています。
3日金曜、5日日曜に在廊しておりますので、お気軽にお越しください。
同じ会期に、徒歩3分の場所にある「品々法邑」にて
student chairs が開催してますので、あわせて御覧ください。
こちらは道内の専門学校、大学等で、木工、彫刻等を学んでいる
学生たちの展示です。
②東京ドラム
http://tokyodrum.com/
場所:東京国際交流館 (ゆりかもめ 船の科学館下車徒歩3分)
日時:8月21日 12:00~19:30
22日 12:00~19:00
料金:小学生500円 中学生1000円 高校生以上2000円
こちらは、つのだ☆ひろさん主催のドラマーのための
様々な打楽器メーカーが一堂に会する、国内では稀有なイベントです。
私は会場のどこかにおります。
商品をお待たせしているお客様には大変申し訳ありせん。
申し訳なさすぎて、ブログに書こうかどうかも迷ったのですが、
私の近況報告とさせていただきます。m(_ _)m
2010年7月25日日曜日
必要性と精度とバランス
精度の高いノギスで測って、旋盤なり鉋なりできっちり30mmでつくったとしても、乾燥や湿気によって細くなったり太くなったり、曲がってたりする。
ホームセンターで売られているものは、ほとんど空調のせいで細くなっている。
その丸棒が別のパーツに絡むとき、単体で使うときなど、使用目的はさまさまだけど、木工においての精度はどこまで必要なのだろうか?
大切なのは、精度よりバランス感覚なのだろうか?
僕はもの作りを続けるかぎり、どちらも追求すべきだと思っているけど、なんとなく、精度<バランス感覚と感じてきている気がします。
2010年7月6日火曜日
休止のお知らせ
書き込みが困難のため一ヶ月ほど書き込みを休止いたします。
毎日チェックをしていてくれた方には大変申し訳ありませんが、
また必ず再開いたしますので、
そのときはよろしくお願いいたします。
2010年7月2日金曜日
DTBT
大分ブログをあけてしまってすいません m(_ _)m
出仕事とは、私が独立をして間もない頃に
仕事をさせてくれたり
カンナなど刃物の使い方などを教えてくれたりした大工さんの仕事の手伝いで、
たまに忙しいときにお手伝いをしにいってる仕事です。
名刺入れを注文いただいている方々には
大変申し訳ないとは思っておりますが、
なにぶん私は一人でやっているもので、
その日しかできない仕事は、そっちへ行かざるを得ないわけです。
あまりドタバタしている様子は書きたくないのですが、
実際ドタバタしていて、そんな今日この頃です。
2010年6月23日水曜日
最近は
過去に作ったものを紹介します。
なにかというと、木の小皿です。
材種はセン(栓)という木です。
塗装は浸透性のウレタン塗装で、
ある地域では学校給食用の木の食器にも使用されている塗料です。
透明度も高いので、木の色が素直に出る感じです。
天然オイル塗装仕上げもいいのですが、
それだと少々黄色みがあるので、木もちょっと黄色っぽくなります。
(塗装についてはまた後日書いてみます)
電動彫刻機を人から譲り受けて何か彫ってみようと思いつくってみました。
でも製作途中でその機械が壊れてしまい、
結局最終的には丸ノミを使って、手彫りで仕上げました。
機械はただいま修理中です…。
大きさは下の写真くらいです。
製作意図は、
木の皿、器で、お椀のように手にとって使用するものでなければ
陶器みたいな「挽き物」の形をしてなくてはいいのではないか?
もっと、「木」であっていいのではないか、と思いこんな形になりました。
今回の品は試作品のようなものですが、
これを元に様々なバリエーションも模索中です。
彫刻機…便利なので早く直したいです。
2010年6月20日日曜日
名刺入れ その6
しばらく更新していなくてスイマセン…。
これは何でしょうか?
いろとりどりの台形のチップのようなもの。
厚さ1mmくらいです。
これは、名刺入れの中に取り付ける、
「しきり」とでもいいましょうか、
名刺入れを開いたときに、名刺が落ちてこないようにするためのパーツです。
取り付けると、
このようになります。
左上の角についているものがソレです。
取り付け方は、ノミや彫刻刀を駆使してしきりの板の厚さ分の溝を彫り、
接着剤で固定します。
と書くと、ひとつ3分くらいでおわりそうですが、
隙間無く、かっこよく付けようとするとそうはいかなもので…。
材種はいろいろ選んで付けようと思っています。
2010年6月14日月曜日
名刺入れ その5
ワールドカップも熱いねえ。がんばれニッポン!
名刺入れ製作日記も、もう(まだ?)5回目になってしまいました。
外枠、内枠、上下の板と4つのパーツをそれぞれ接着して、
組み合わせてみたのが下の写真です。
材種はウォルナット。
でも、それも私がねらっている製作意図のひとつで、
できるだけ、「ただの板じゃないの?」という感じにできたらいいな、
と思ってます。
でも、シンプルで良いデザインと、つまらないデザインは紙一重で、
なかなか難しく、
まだ、わたしは「ただの板」の境地に立てていない気もしています。
今は今でこの名刺入れのデザインは気に入ってますが、
何年後かにこれを見たとき、どう感じるか?も気にしています。
上下のパーツを開いたところです。
これからヒンジ部分をつくり、形を成形していくわけです。
その際に、接着時に出てきたゆがみや、ズレなどもチェックして
直せるものは調整し、無理なものは製品からははずします。
この製作日記のはじめと比べると、
だんだん完成に近づいてきています。
ロスの少ないよう、ひとつづつ丁寧に作っておりますので、
もうしばらくお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m
2010年6月10日木曜日
夏なのかな
札幌も暖かくなり、なんか「全開モード突入」な季節になってきました。
そこで、今日の朝に聴いた一曲
THE HIGH-LOWS 「夏なんだな」
まあ、本格的に暖かくなるのはこれからですが、
3分くらいのロック一曲で気分がよくなるものです。
2010年6月8日火曜日
名刺入れ その4
フタの枠と、ケース部分の枠、とそれぞれの板の4点です。
ちなみにこれはカリンです。

今製作中のナラ、ウォルナットと積んであるものがこちら↓
そしてこれらのパーツを接着して
クランプではさんで固定していくわけですが、
ずれないように、ゆがみのないようにチェックしながらの作業なので
なかなか時間のかかる仕事です。
この接着の時点で、早くクランプをはずしてしまうと、
どうやらゆがみがでてしまうことが多いので、
できるだけ長くこのまま放置しておきます。
最低丸一日は次の作業にははいりません(×30個)。
でもなにもしないわけのはいかないので、どうしたら次の作業が早く出来るか、
と、考えながら、次の段取りをしていきます。
ご注文いただいた分から仕上げていきますので、
いましばらくお待ちください 。
2010年6月4日金曜日
本日の出来事
・専門学校での授業(午前)
・授業の一環で、札幌芸術の森にて課外授業(午後)
・夕方~9月開催予定の「スツール展」の打ち合わせ
ちょっと濃い目の一日となりました(微疲)。
札幌芸術の森では「北海道立体表現展 ’10」という展覧会が催されており
北海道立近代美術館と本郷新記念札幌彫刻美術館と3館で56人の
若手からベテランまでの彫刻作家たちが参加している彫刻BIGイベントです。
日は別ですが、3館とも観てきましたが、一言で言うと見事ですね。
56人もいて作風は当然かぶっていなく
それぞれの手法を用いて、
美しかったり、迫力満天だったり、詩的だったり、ほっとさせられたり、煩悩を刺激されたり(難)
まぁ、百聞は一見に如かず、ということで気になる方は観てみてください。
↓こちらで詳細確認できます
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/exhi/special/special_new.html
「スツール展」に関してですが、
こちらは「100STOOLS 北海道の木工家によるスツール100脚展」と称して
2010年9月2日~12日に札幌市東区にある、茶廊法邑のギャラリースペースにて
開催予定です。
もちろん、私も参加しますし、北海道の木工家たちがそれぞれの力作を出品予定してますので、
期待していてください。
このような展示の企画から携わるのは私は初めてで、
何かと考えさせられたり、感じながら、少しでも皆様の力になれるようがんばってるつもりです。
詳しいことは、日が近くなったらまたこの場でも告知させていただきます。
と、一日はあっというまでした。
2010年6月3日木曜日
札幌ドーム
結果は2-2の引き分けでしたが、
試合は延長12回まで行われ、4時間以上やってたかな、
息抜きというか、楽しかったのですが少々疲れました。
野球は好きですし、日ハムも応援していますが、
札幌ドームという場所も非常に好きです。
ライブのときは、会場は暗いのであまり感じませんが、
野球やサッカーのときは照明がとても明るく、グランドの芝も綺麗に見えるし、
閉鎖されてるはずなのに、なんだか開放感があって不思議な感じがして好きです。
ところで、日ハムは熱心な女性ファンが非常に多いですね、
札幌でのプロ野球円山球場時代は、
おっさんか野球少年たちくらいしか見なかったような気がするのは気のせい?
2010年6月1日火曜日
名刺入れ その3
「名刺入れ」の詳細をおしらせします。
外寸: 113mm×74mm×11mm (ポケットに入るサイズです。)
内寸: 92mm×58mm×7mm (91×55の名刺が約20枚入ります。)
塗装: オイルフィニッシュ(オスモオイル、エキストラクリア)
写真のものはナラを使ったもので、以前に作ったものです。
右側のが少々濃い色になっているのは、私が普段使用しているもので、
使っていると徐々に色が濃くヤケテきて、表面もテカリがでてきます。
このときはナラ材でしか作りませんでしたが、
「木」は天然素材なので、同じ種類や同じ木から材料をとっても
全く同じ色や、同じ模様はありえないので、「参考に」してください。
フタを閉じているときは「本」のような形をしています。
これは
「名刺を差し出すときの相手は、ほぼ初対面の人であり、その相手に知的な印象を与えるため。」
という、製作意図に基づいています。
内部の一辺は斜めに削り出しており、
このように取り出しやすくしています。(紙の種類にもよるのですが…。)
今回製作中のものもこのような仕様になる予定です。
今作っているものがまだ出来そうにないので、製作品の説明をかいてみました。
気になるお値段は 5800円(税込)です。
御質問等ありましたらコメント欄または、プロフィールに記載のメールアドレスに
お気軽におたずねください。
2010年5月28日金曜日
名刺入れ その2
2010年5月26日水曜日
理由
いくつかあるのですが、あえて一言でいうと、
木の家具に僕は「豊かさ」を感じるからです。
確かに材料もそれなりの金額はするし、特注になるとそれなりの値段になってしまうのですが、
「高価」だから、とかそう意味ではなく、
家にあって、それがあることによって落ち着く、とか、
「ぬくもり」を感じる、とかそういった意味で、
心の豊かさ、とでもいったほうがいいのかもしれません。
どうしてか?を考えると長くなりそうなので、また別の機会にしたいのですが、
なんとなくわかる気がしませんか?
そして、その素材力を生かした「ものづくり」をしていきたい、
と考えています。
2010年5月25日火曜日
名刺入れ
2010年5月22日土曜日
陶=表現 若手作家の今
2010年5月21日金曜日
手押し
2010年5月20日木曜日
これから
これからブログをはじめますので、
御覧になられた方、よろしくお願いいたします。
私は独立して家具作りを初めて2年半、様々な方々にお世話になり、
この仕事を続けられていることを幸せに感じています。
工房も”やまもく”さんに場所を貸していただいて4ヶ所目になり、
道具等、設備も少しづつ整え、一段落したかな?という感じです。
ブログの方も少しづつ整えていきたいとおもってます。