2012年5月20日日曜日

ウランガラス

先程ギャラリー創さんにて行われている柿崎均展「ウランガラスを使った試み」にいってきました。

紫外線をあてると発光するガラスはとても美しく、展示も素敵でした。

SF映画のような、宇宙空間にいるような、ワープしてるような…。

2012年5月15日火曜日

タニグチススム遺作展

本日からはじまりました、陶芸家タニグチススム遺作展。
穴窯(薪で窯を焚いて焼き物をつくる窯)で焼いた作品を中心にタニグチススムさんの陶芸作品が展示されています。

私はタニグチさんにはものづくりの先輩として、いろいろなことを教わりました。喧嘩もしました。一緒に徹夜で雪像も作りました。
故人に対して失礼な言い方かもしれませんが、タニグチさんが陶芸家として素晴らしい人なのかどうか、正直言って私にはわかりません。
でも、これだけ様々な想いを形にしていった人ですし、まだやりたいことがたくさんあったに違いありません。
そんな想いのある人はいい作り手の一人なのではないか?と考えてしまいました。

主観的すぎてもうし訳ありません。

ぜひ人一人の生きた証としてのこの遺作展を見に足を運んでいただけたらうれしく思います。
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場所:大通美術館
交通機関
地下鉄「大通駅」2番出口から60m北です。
地下鉄「大通駅」5番出口から110m西です。

住所
札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビル
TEL 011-231-1071
FAX 011-221-9037

日時:5/15〜20、AM10:00〜PM19:00(最終日17:00)

http://www.odori-b.co.jp/

知ってる方も知らない方もよろしくお願いします。

2012年5月6日日曜日

ボルタ工房から…

先日、室蘭市にあるボルタ工房のプチ改装をしてきました。
ボルタはご存知の方も多いと思いますが、鉄の街室蘭でボルトとナットを用いて、
様々な表情のある動きをつけて作った人形です。

ボルタのデザインも手がけている友人に改装の依頼がきて、手伝うことになりました。

こちらが改装前。
タテナガの開口部がお客さんとやりとりをするカウンターなのですが、
ここを大きくします。
そして写真右の小窓を大きくしてお客さんの動きがわかりやすいようにします。

これが改装後。
開口部拡張にともないカウンターも針葉樹合板からタモ無垢材のカウンターに取替えました。
ちょっとした改装ですが明るくなり、人の動きがわかりやすくなったとおもいます。
ボルタ工房の皆さん、おみやげありがとうございました。


そして、その後…
こちらの開口部の拡張で切り落とした廃材を廃棄するために持ち帰ったのですが、
以前よりウチのボスに頼まれていた食事台のことを思い出しました。
持ち帰った廃材を見ていたらちょうどよい大きさに思えてきたので、
ボスのお食事台を作ることにしました。

こちらがそのお食事台。
サンドペーパーをかけてクリア塗装をして、色はそのまま利用しましたが、
とてもいい感じにできたと思います。
普段は無垢材を中心に仕事をしてますが、針葉樹合板もなかなかいい感じでした。


ボス(本名:みー)は機嫌良く食事をしていました。


合板といえど、木材はホントに使えくなるまでホントに捨てるのはもったいない、
と日頃おもってしまいます。
廃材で商売をしようとは思ってはおりませんが、
できるかぎり、限りある資源は有効に使いたいものです。