お久しぶりです。
なんだかいろいろとあって、もう7月も半ば。
そのいろいろを書けばいいのに、と思いつつ今日に至ってしまいました。。。
いろいろのなかのひとつ。
写真の椅子は3年ほど前、私が独立して間もないころに
製作依頼を受けて作った椅子です。
2枚目の写真のように座面が開いて小さな収納になっています。
数日前に、傷を直して欲しい、と依頼を受けひさしぶりにご対面しました。
座面が開くようにはなっていますが、
形は非常にシンプルなものです。
お客様も、シンプルすぎるくらいのものがいい、と言うことでしたので、
このような形になりました。
材料はセンという木です。
なにが言いたいかというと、
ひさしぶりに初期作品と出会い、
私自身、飾り気のないシンプルというか、素朴なものというか、
そんなものに惹かれていたのも事実で、
そのきもちをおもいかえし、基本を見つめ直そうと考えたのです。
実際ひさしぶりに、この椅子を見たとき、「いいな。」って思ってしまったのです。
自画自賛ということではなく、
この基本のもとにまた新たにカタチを考えようとおもいました。
新しいことにチャレンジすることはいいことだとは思うけど、
まったく新しいことしなくても、新しい感じ方をしたらいいのかなあ、
などと思ってみたり。
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